水田慶泉の絵画を奉納

水田慶泉の絵画を奉納

水田慶泉の絵画を奉納
水田慶泉の絵画を奉納

去る平成19年11月、水田慶泉画伯の「石庭」画を京都市在住で、ご子息の水田忠雄氏が、東福寺に寄贈されました。
この「石庭」は、昭和54年(1979年)東丘社第36回塾展の作品で、変形100号サイズ(145.5cm×145.5cm)の日本画です。

慶泉画伯は、大正3年(1914年)、大阪の生まれ。父は南画家の水田竹圃。京都市立美術工芸学校卒。
父、竹圃の画塾に入り、水墨画を学ぶ。昭和8年(1933年)の帝展に初入選、のち色彩による堅固な風景画を展開。昭和31年(1956年)堂本印象の画塾(東丘社)に入る。
帝展、文展、日展、新日展に出品し特撰等を受賞する。また、仁和寺の高松宮記念書院の襖絵32面を画き、金閣寺の天井復元に参加している。
平成9年(1997年)京都死去。享年83歳。